YAMAP / ヤマップ

地球とつながるよろこび。 山を歩く。風土の中で遊ぶ。 私たちが届けたいのは 「つなが…

最近の記事

新宿から30分ほどで味わえる文化的山歩「生田緑地」|社内登山レポ#02

こんにちは。株式会社ヤマップでコンテンツ制作やイベント企画運営を担当しています、とよよと申します。今回は、ヤマップの福利厚生のひとつである「社内登山」のレポートをお届けします。 「社内登山」とは、平日に業務扱いで社員同士の登山ができるという、ヤマップならではの福利厚生制度。訪れる場所は、決めた上で募るもよし、日程を決めてから選ぶもよしのルールです。しかし今回は、私の独断と偏見で場所を決めさせていただきました! 訪れたのは、神奈川県・川崎市にある生田緑地。実はここ、公園かと

    • 「好き」と自然がつながる仕事で、お客様目線から課題を模索|社員インタビューVol.1 〈新しい地図を描く人〉

      2024年5月にリリースした「YAMAPアウトドア保険」でカスタマーサポート兼マーケティングを担当する朝比奈 杏咲美(あさひな・あさみ)さん。 異業種からの大胆な転職。心機一転、真っさらな状態で仕事ができる楽しさ。忙しくも充実した日々の中で、お客さまの心に寄り添い真摯に対応する姿がとても印象的な朝比奈さんは、入社以前から積極的に「YAMAP」を使いこなしていたユーザーさんでした。サービスの使い手としての目線と、サービスの担い手としての目線。その両面からみたヤマップはどんな存

      • 「流域地図」の原点!希少な生態系が残る、小網代の森を探索|社内登山レポ#01

        株式会社ヤマップで情報システムを担当してるあいずーです。先日ヤマップの福利厚生の一環である、社内登山に初参加してきました。 連日の猛暑のなか、涼をもとめて社内登山で訪れたのは神奈川県・三浦半島にある小網代(こあじろ)の森。 今回あえて山ではなく森を選んだ理由は、今年の5月にヤマップがリリースした「流域地図」の原点となった場所が小網代の森ということ。 ヤマップが現在公開している流域地図は、自分たちの暮らす足もとの大地を”流域”ととらえる、岸由二先生の「流域思考」から着想を

        • ヤマップの資金調達および損害保険会社設立について|記者発表会レポート

          広報PRの上間です。2024年5月28日、ヤマップは約20.4億円の資金調達と損害保険会社設立に関しての記者発表会を行いました。ヤマップの大きな転換点となる出来事ですので、今回はその様子をレポートいたします。 開催概要日時:2024年5月28日 14:00-15:00 会場:株式会社ヤマップ 東京オフィス(西新橋) 内容:資金調達&損害保険会社設立 ※16名の出資者の方にもご参加いただきました。  株式会社ヤマップについて代表の春山です。ヤマップは2013年に福岡で創業し

        新宿から30分ほどで味わえる文化的山歩「生田緑地」|社内登山レポ#02

          YAMAP流域地図をリリースして

          YAMAP代表の春山慶彦です。 2024年5月13日、YAMAP流域地図をリリ−スすることができました。構想から約3年、ようやく陽の目をみることができ、ほっとしています。リリース後、多方面から反響をいただけたことは、予想外のギフトでした。(※1) この反響を受けて思ったことがあり、noteに綴りました。短い記事ですので、お付き合いください。 反響をいただけているのはなぜか。主に2つの背景があると思います。 ひとつは、岸由二先生(慶大名誉教授)が提唱されている流域思考。

          YAMAP流域地図をリリースして

          書籍 『こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方』 概要紹介

          「こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方」 はじめに  今、私たち人類に問われているものは何か。自然観だと私は思う。自然観とは、人類も生きものであり、人間社会も自然の一部であることを前提に、どう生き、どう暮らし、どういう風土を育んでいくのかという世界観であり、生命観でもある。  なぜ、自然観が問われる時代になっているのか。東日本大震災、それに伴う福島での原発事故、新型コロナウイルスによるパンデミック、ウクライナならびにガザ地区での戦争、気候変動によって世界各地で

          書籍 『こどもを野に放て! AI時代に活きる知性の育て方』 概要紹介

          皆さんの歩いた軌跡から、コースタイムの「ものさし」を創りました

          こんにちは。YAMAP データ分析チームの斎藤です。 実はここ数年、安全登山・ウェルネスプロジェクトの一環として「YAMAP」ユーザーの皆さんのGPSログからコースタイムを『標準化』する取り組みを、登山の運動生理学の第一人者、山本正嘉教授と共に、粛々とおこなってきました。 「標準化」とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、交通標識やトイレのマークのような、私たちの共通認識になっている「ものさし」を指します。 世界の至る所にある「ものさし」は、私たちの生活をより安全で

          皆さんの歩いた軌跡から、コースタイムの「ものさし」を創りました

          山歩しよう。

          今ほど、山を歩くことが、 人にとって大切な営みになっている時代は ないように思う。 いつからか、人は、山から遠ざかってしまった。 暮らしの延長で山に入ることも、 自分の足で山を歩く機会も、 現代では、ほとんどなくなってしまった。 二本の足で歩けることは、 人類最大のイノベーションのひとつであり、 山を歩くことは今も変わらず、 最先端の営みなのに... 山を歩こう。 高い山でなくていい。 近くの山を歩こう。 ピークは目指さなくていい。 速さも気にしなくていい。 効率も関係

          山歩しよう。

          YAMAPの歩みと、目指す未来

          登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」を普段からご利用いただき、ありがとうございます。カルチャークリエーションチームの石田です。 2023年は、YAMAPが10周年を迎えるアニバーサリー・イヤー。おかげさまで、現在では累計350万ダウンロード(2023年1月)を突破するまでになりました。本年度も引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いします。 さて、最近では、優れたサブスクリプションサービスを表彰する『日本サブスクリプションビジネス大賞2022』のグランプリ受賞などを

          YAMAPの歩みと、目指す未来

          1年で1500座に登山道を追加!知られざるYAMAP地図チームの取り組み

          今年も登山地図GPSアプリ「YAMAP」をご利用いただき、ありがとうございます。 YAMAP地図チームの樋口です。 ヤマップでは地図チームのメンバーを増員したことにより、昨年以上に多くの活動日記を分析し、YAMAPの地図を充実させることができました。 今回は2022年の地図チームの知られざる取り組みの一部と、2023年の展望についてご紹介します。 1年で1500座にルートを追加!「灰色」の山頂を「緑色」に!YAMAPの地図では、ルート(登山道)がある山頂を「緑色」で表示して

          1年で1500座に登山道を追加!知られざるYAMAP地図チームの取り組み

          YAMAP(ヤマップ)の現在地点とこれから 〜 第9期決算公告によせて 〜

          ヤマップ代表の春山です。 2013年に創業したヤマップは、今年6月に第9期(2021年7月〜2022年6月)を終えることができました。 長引くパンデミック、戦争、世界的なインフレ、急激な円安など、社会情勢が不安定な中でも、サービスが成長し、会社経営ができておりますことは、ご愛顧いただいているユーザーのみなさん、サポートしてくださっている株主・関係パートナーのみなさんのおかげです。ヤマップのメンバーを代表し、心よりお礼申し上げます。有り難うございます。 昨年に引き続き、第

          YAMAP(ヤマップ)の現在地点とこれから 〜 第9期決算公告によせて 〜

          「剥き出し」の世界を受け入れ、学ぶこと| データサイエンティスト・シバタアキラさんと岩を攀じる

          YAMAPのプロダクト・マネージャーの土岐拓未です。今回は、YAMAPに2021年にAIアドバイザーとしてジョインしたシバタアキラさんに焦点を当てた記事をお届けします。 シバタさんは、データとAIを駆使し、ビジネスからアートまで横断的な領域で新しい価値を創出する特異なデータサイエンティストです。そして彼は同時にフリー・クライマーであり、山や岩を深く愛するナチュラリストの一面を持ちます。 私とはYAMAPへのジョイン以前から旧知の仲であるシバタさんですが、彼はデータとAI、

          「剥き出し」の世界を受け入れ、学ぶこと| データサイエンティスト・シバタアキラさんと岩を攀じる

          実はあの地域もはじめている…リピート率80%以上のYAMAP式自治体・企業向けブランディング

          みなさんこんにちは。株式会社ヤマップ アウトドア事業開発部の米谷(ヨネタニ)です。 「アウトドア事業開発部」としれっと言ってみましたが、そもそもそんな部がヤマップにあったことも知らなかったし、何をやっている部署だろう? という方がほとんどだと思います。 簡単にご紹介しますと。わたしたちアウトドア事業開発部は、登山アプリ国内No.1シェア・アプリダウンロード数330万超のYAMAPの強みを最大限に活かし、自治体さまないし企業さまをクライアントとして、登山・アウトドア領域に特

          実はあの地域もはじめている…リピート率80%以上のYAMAP式自治体・企業向けブランディング

          【後編】自然経験こそ、最上の教育|大切なことは山が教えてくれた|株式会社ヤマップCEO春山慶彦

          この記事は、2021年10月30日〜31日に開催された「森のようちえん全国交流フォーラム in 奈良」にて、株式会社ヤマップCEOの春山慶彦が行った講演を記事化したものです。 本講演では、自然教育に携わる教育者の方々を前に、今という時代・社会の捉え方、これからの企業のあり方、私たちはどう生きるか、そして未来を担う子どもたちについてなどが語られました。クローズドなイベントだったにも関わらず、参加者から大きな反響があったため、より多くの方に届けるためにも、主催者に許可をいただい

          【後編】自然経験こそ、最上の教育|大切なことは山が教えてくれた|株式会社ヤマップCEO春山慶彦

          コミュニティの共助の力とは?

          株式会社ヤマップ代表の春山です。 お盆の時期、経済Webメディア「News Picks」にYAMAPを取り上げていただきました。 その中で、「コミュニティはライフラインであり、共助の仕組みです」と伝えました。ただ、動画や記事の中で、私が実感しているコミュニティの価値や共助の可能性を、うまく伝えきれたかどうか心許ないところがあります。 ちょうど昨日、コミュニティの共助の力を感じる事例があったので、紹介したいと思います。 国見岳で遭難、6日ぶりに救助される 8月10日、

          コミュニティの共助の力とは?

          ヤマップは、新しいパーパス「地球とつながるよろこび。」を掲げます

          2022年8月9日、ヤマップは新たなパーパスに「地球とつながるよろこび。」を掲げます。この記事では、なぜ今、新しいパーパスを掲げるのか? その背景や言葉に込めた想いなどを、社外取締役の工藤拓真さん、コピーライターの中村直史さん、ヤマップ取締役代表の春山慶彦さんに語ってもらいました。地球とつながるよろこびとは? ヤマップはこれから何を目指すのか? 3人の鼎談を通してお伝えします。 ― まず最初に、新しいパーパスをつくった背景を教えてください。 春山:創業以来、ヤマップが目指

          ヤマップは、新しいパーパス「地球とつながるよろこび。」を掲げます