みまもり機能の反響とバージョンアップ - LINEでみまもれるようになりました
こんにちは。YAMAPのPR@さきむらです。
みまもり機能がリリースされてから、2ヶ月が経ちました。
みまもり機能とは
登山中の位置情報を、家族や友人に知らせることができるYAMAPの機能。電波が届かない場所の位置情報も、YAMAPユーザー同士のすれ違い通信を活用することで家族や友人に共有することができます。
登山の安全をアップデートするこの機能。2ヶ月の間に様々な反響をいただいたので、この機会にご紹介します。
“待つ人”の安心に繋がっている
登山者自身の「安心だ」という声はもちろんなのですが、登山者の家族やパートナーといった見守る方の安心に繋がっている様子を、様々なところで確認することができます。
実はみまもり機能は「家族を安心させたい」という一人のエンジニアの想いから生まれた機能。こういった声は、つくり手の想いがそのまま具現化されている何よりもの証拠なので、とても嬉しい反響なのです。
様々なみまもり機能への反応は、こちらのモーメントにまとめています。ぜひご覧ください。
ヨーロッパ大陸最高峰、ロシアのエルブルス山でみまもり
中には面白い使い方をされている方も。
関西を拠点に登山ガイドをする武藤直(むとうなお)さんは、なんとヨーロッパ大陸最高峰、ロシアのエルブルス山(5,642m)でみまもり機能を使ったそうです。
ご本人にお話を伺ったところ、海外の山でもちゃんと機能をしてくれたとのこと。ガイドという仕事ゆえに普段から山にいることが多い武藤さんですが、奥さんからの評判も良かったそうです。
にしても、ヨーロッパ最高峰の山でも電波はちゃんと入るのですね。(ちなみに、4,000m付近までロープウェイがあるそうです)
遭難者情報提供フォームの開設
先日、剱岳で起きた遭難事故をうけ、YAMAPでは「遭難者情報提供フォーム」を開設しました。万が一の際、遭難者の位置情報をみまもり機能から絞りこめる可能性があるためです。
しかし、あくまでもこれは最終手段。みなさんには、捜索開始のトリガーとなる家族や友人をみまもり機能の通知先に指定しておくことをお願いしたいです。
みまもり機能がバージョンアップ、LINEに対応しました
そんなみまもり機能が、9/18にバージョンアップ。
これまでのみまもり機能では、自分の位置情報を共有する相手をメールでしか指定できませんでしたが、今回のバージョンアップでLINEでの指定が可能に。
メールアドレスを知らないけれどLINEで繋がっている相手へも通知可能になりました。見守る側の確認も、一段と楽になるはずです。
バージョンアップ内容の詳細は、こちらからご確認ください。
LINE通知は、サポーターズクラブ(有料プラン)会員向けの機能となります。本当はみなさんにこの機能を使っていただきたいのですが、LINE通知は従量課金で費用がかかるため、有料とさせていただきました。メールでの通知は従来通りすべてのユーザーが無料で利用可能です。
最後に
実は、他にもメールで喜びの声が届いていたり、トレイルランニングの大会でみまもり機能活用の話が進んでいたりなど、みまもり機能への期待を至るところで感じています。
こういった期待に応え、山の安全をアップデートできるよう、今後も引き続き機能強化をすすめてまいります。