「流域地図」の原点!希少な生態系が残る、小網代の森を探索|社内登山レポ#01
株式会社ヤマップで情報システムを担当してるあいずーです。先日ヤマップの福利厚生の一環である、社内登山に初参加してきました。
連日の猛暑のなか、涼をもとめて社内登山で訪れたのは神奈川県・三浦半島にある小網代(こあじろ)の森。
今回あえて山ではなく森を選んだ理由は、今年の5月にヤマップがリリースした「流域地図」の原点となった場所が小網代の森ということ。
ヤマップが現在公開している流域地図は、自分たちの暮らす足もとの大地を”流域”ととらえる、岸由二先生の「流域思考」から着想をえて生まれた地図です。(詳しくは対談記事をご覧ください!)
小網代の森はその流域思考のもと、源流から湾までの流域の生態を守るべく長年保全活動してきた場所であり、首都圏にありながら豊かな生態系が丸ごと残る貴重な森として、全国から注目されているエリアでもあります。
会社の取り組みへの理解も深める意味で「社員として一度はここを訪れたい!」とのことでメンバーをつどい、行ってきました。
小網代の森は全長約1.6kmほどで、歩道がしっかり整備されているから小さい子供やお年寄りでも歩きやすいといった印象。普段はゴリゴリの登山道を歩くメンバーも、リラックスした様子で流域散策を楽しみます。
普段リモート業務がメインなので顔を合わせる機会は少ないですが、こうして直接おしゃべりしながらメンバーと山歩(さんぽ)するのにちょうどいい道です。こういったリアルの場から仕事のアイディアが生まれたりすることもあるんですよ。
川に沿って森がつづく遊歩道は、日陰も多く、真夏でも涼しい風が吹くので気持ちがいい! 希少種のアカテガニを見つけるべく、みんなで熱心に木の根っこを探しています。
豊かで希少な動植物が残されているだけあり、はじめて見るトンボや蝶、カニとの出会いに感動しまくりです。
森のなかを進んでいると思ったら、いきなり干潟&海が目の前に飛び込んでくるのが小網代の面白いところ。小網代湾の干潟にも生き物が多く潜んでおり、目を凝らして探します。
森、源流、そして海へと続く小網代は、コンパクトながらも日本らしい自然がすべてが詰まっている素晴らしい場所でした。長年、東京に住んでいますが、こんな近くにこんないい場所があるなんて気づかずもったいないことをしたな、と少し後悔。でもまた機会があれば足を運ぼうと思います。小さいお子さんがいるファミリーにもおすすめです。
最後はおなじみの「おつかれ山」ポーズでしめくくりました!