YAMAPの5月の活動投稿数が前年比205%になりました
こんにちは、YAMAP CXOの@goandoです。
2019年5月のYAMAPの月間での活動投稿数が25万件を超え、前年5月比2倍となりました。この機会に、どのような改善を行ってきたのかをご紹介したいと思います。
活動投稿数とは
YAMAPは登山をサポートするサービスであり、主要な機能として、実際にユーザーが登山をした際の行動ログを記録した「活動日記」があります。
「自然と都市をテクノロジーで繋ぐ」をミッションに掲げているYAMAPにとって、活動日記の投稿数は重要なKPIです。
6ヶ月間の改善の取り組み
私がYAMAPにジョインしたのは2018年12月。以来6ヶ月に渡り、YAMAPのサービス改善に取り組んできました。まだまだ目に見える形でのアウトプットは多くありませんが、いくつかの取り組みをご紹介します。
1. YAMAP デザインシステムの構築
YAMAPにはアプリ、Web、メディア、ソーシャルなど、ユーザーとの様々なタッチポイントがありますが、デザインがタッチポイントによって少しずつ異なっており、統一的なデザインがなされていない状態でした。
デザインを統一し、YAMAPのデザインチームで長期に渡って維持可能な、一貫性のあるデザインルールを運用するために、デザインシステムを構築しています。まだまだ完成には至りませんが、別の機会でYAMAPのデザインシステムをご紹介したいと思います。
2. YAMAP アプリのリニューアル
YAMAPにはiOSとAndroid向けのモバイルアプリがあります。実際に登山中に使用するものであるため、最も重要なタッチポイントです。
新たに制定したデザインシステムに則り、UIデザインのアップデートと共にいくつものフリクションの改善に半年間取り組んで来ました。
しかし、YAMAPのアプリは山登りの安全を守ることが最重要価値です。不具合を回避し、着実にアップデートを行うためにも、徐々に新しいデザインが適用されている段階です。
現在Androidの方がiOSよりも少し先行している状態で、進み具合としては2割程度ですが、これからも少しずつ進化していきます。
3. データ分析の促進
日々のサービス改善にデータ分析を積極的に活用するための取り組みを行っています。健全なサービス成長のためのKPI設計や、意思決定の精度を向上させていく為に、少しずつデータ分析を元にYAMAPユーザーに対する解像度を上げる取り組みを続けています。
YAMAPデータ分析チームも発足したので、今後活動内容についてご紹介したいと思います。
これからのYAMAPの改善
引き続きデザインの完全なリニューアルに向けて少しずつアップデートを重ねていくのと、改善に取り組んでいきます。また、年内にいくつかの大きな新機能のご案内をする予定です。