新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として 厚生労働省 首相官邸 のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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登山と自然を愛するみなさんへ、YAMAPからのお願い

YAMAP代表の春山慶彦です。

この度、全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルスによって亡くなられた方々、闘病されていらっしゃる方々、そのご家族のみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。

また、この困難な状況の中、身を挺して医療に従事する方々、昼夜問わず対策にあたっていらっしゃる関係者の方々に、心からの敬意と感謝を申し上げます。有り難うございます。

追記 (4月20日)

4月16日に緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されました。

改めて不要不急の外出を避け、今は家にいることが最善の選択であることをお伝えします。

特にゴールデンウィークの長期休暇の際には、地域をまたぐ遠出が起こることによって、感染地域が大きく広がりかねません。自分はすでに感染しているかもしれないという前提のもと、緊急事態宣言の意味を一人ひとりがしっかりと受け止める必要があります。

また、置かれた環境や事情は人それぞれです。こんな状況だからこそ、相手の気持ちを考えた思いやりある行動と発信を心がけてもらえると嬉しいです。

▲ このnoteを出した経緯などを語っています ▲


以下、4/9時点の原文


現状認識と危機感

今回の新型コロナウイルスは、今も全世界で感染拡大を続けています。感染力の強さや致死率の高さから見ても、人類史に残る危機のひとつであることは間違いないでしょう。

ペスト、天然痘、ポリオ、エイズ... 人類史はウイルスや細菌という自然との格闘と共生の歴史でもあったことを再認識させられます。過去の歴史から見ても感染症の被害は甚大です。新型コロナウイルスにおいても、その影響は長期化かつ深刻化することが予想されます。

そのような中、一昨日、安倍総理から緊急事態宣言がありました。主な骨子としては次の通りです。

・医療現場が逼迫しており、医療崩壊を招きかねないほど緊迫した状態であること
・逼迫した事態を脱するためにも、不要不急の外出は避け、人と人との接触を極力さけること
・3密(密閉空間・密集場所・密接場面)を避け、家族以外の人との多人数での会食は控えること
・症状がなくても感染している可能性のある人が多数おり、知らず知らずのうちに周囲の人に移して感染が拡大している可能性がある。自分は感染しているかもしれないという意識をもって行動してほしいこと
・感染の多い都市部から地方へ人が移動し、感染が拡大した事例が海外で見られるため、高齢者が多く、医療機関も限られる地方への移動は控えること
・対象都市は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都道府県
・実施期間は、ゴールデンウィークが終わる5月6日まで

私たち一人ひとりが、極めてよくない現状であることを認識し、危機意識を持って行動することが求められています。


登山も例外ではない → 結論:今は家にいよう

この非常時においては、大局的な視点で現状を捉え、シンプルに2つの判断軸に絞って行動するのが適切だと私たちは考えます。

1. 自身が健康でいること = 感染しないこと
2. 感染している可能性を念頭に、他人(ひと)に移さないようにすること

この2つの判断軸と先の緊急事態宣言を踏まえると、Stay home & Save lives、今は不要不急の外出(登山)は控え、家(うち)にいるのが最善の選択です。というのも、家にいることで人との接触頻度を下げ、自分の命も大切な人の命も守ることができるからです。

ただ、地域差や置かれている状況も個別に大きく異なりますので、この状況下で登山をするのであれば、下記の点に留意しましょう。

・電車やバスなど公共交通機関を使った登山は避ける
・家族以外のメンバーとのグループ登山は避ける
・山小屋(*1)など3密を伴う登山は極力控える
・高齢者が多く、医療施設や医療機器も不足している地方の現状を踏まえ、都道府県をまたいでの移動や登山は控える(*2)
・山で大怪我をして医療の負担となってしまわぬよう、危険がある山やコースは避ける


*1:山小屋によっては休業したり、3密にならないような環境をつくった上で営業をしている山小屋もあります。各山小屋の3密対策をよく確認しましょう。
*2:都市部の人が地方に移動し、地方で感染が広がった例が海外で見受けられます。都市部に暮らす人は自分も感染している可能性を視野に入れて行動しましょう。

登山といっても様々な種類があります。登山の種類とあわせて、登山形態、移動手段におけるリスクを大まかに整理しました。ひとつの目安として参考になれば幸いです。

リスク_fix

登山のすべてを一括りに否定・批判することを私たちは望みません。感染リスクの高低や地域差、個別ケースを踏まえて、相手の気持ちを考えた思いやりある行動と発信を心がけましょう。


YAMAPのアクションについて

YAMAPは、福岡・東京含めた全メンバー(従業員)を自宅でのリモートワークとしながら稼働しています。今後は、この状況下で役に立つ山の情報やコンテンツを積極的に拡充していきます。

【これまでに公開されたもの】
3Dリプレイ機能無料開放
休業している山小屋情報
家でできる山トレーニングの配信

山岳関係者や著名人のインタビューをYouTubeやPodcastで配信するなど、これまでにない形のコンテンツも増やしていく予定です。


最後に

新型コロナウイルスだけでなく、気候変動など環境課題に関しても待ったなしの状況が続いています。私たち人類は自然と人間の関係性を問い直し、環境負荷の少ない自律分散型の社会システムへと進まなければなりません。

また、社会を善い方向に変えていく領域として「山」や「野生」「アウトドア」がある。私たちYAMAPは創業当初よりずっとそう考えてきました。

今こそ、人類史的なスケールで社会が変わるときです。そして、それを実現できるのは今を生きている私たちです。次の未来を、自然を愛するみなさんと一緒につくっていきたいと強く願います。そのためにも、今は協力しあってこの困難を乗り越えていきましょう。

2020年4月9日
株式会社ヤマップ 代表取締役  
春山慶彦

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