YAMAPの8月のMAUが前年比200%成長になりました
こんにちは、YAMAP CXOの@goandoです。
2019年8月のYAMAPの月間ユーザー数が120万ユーザーを超え、前年8月比で200%の成長となりました。
YAMAPは登山というアクティビティが故に、天候と季節に非常に大きく影響を受けるサービスです。
毎年好天が続くゴールデンウィークに大きなピークを迎え、長い梅雨を経て夏シーズンが到来するのですが、今年の梅雨は昨年よりも長く、サービスの成長を見守る立場としては、この期間を鬱々と過ごしておりました...
ようやく梅雨も明け、8月は多くの方に夏山でご利用いただけました。
また、YAMAPにとって重要なKPIである「活動日記の投稿件数」は、好天続きかつ10連休のゴールデンウィークを含んだ今年の5月と比較すると、8月は台風もあったため5月を超えることはできなかったのですが、前年比では184%の成長となりました。
この機会に、ここ半年ほどでどのような施策を行ってきたか、振り返ってみたいと思います。
1. YAMAP アプリのリニューアル
YAMAPにとって最重要タッチポイントである、AndroidとiOSアプリです。
こちらは新機能の開発と並行して、UIデザインのアップデートとともにいくつものフリクションの改善に半年間取り組んできました。
こちらはまだまだ5割程度ですが、着々と改善を行っています。
2. YAMAP Webのリニューアル
アプリと同様に重要なタッチポイントであるWebのサービスサイトも着々とリニューアルを行っています。
多くの方が山で撮った写真を活動日記にアップしているので、最近は写真を中心に読みやすいレイアウトを選択できるようにリニューアルしました。
試しにこちらをご覧ください👇
3. みまもり機能のローンチ
利用するYAMAPユーザーが増えれば増えるほど、山での活動の安全と安心に繋がる肝入りの機能です。
7月のローンチ以降、大きな反響をいただき、大変多くの方に現在ご利用いただいています。また、ご家族がみまもり機能により安心できている、という嬉しい声も多くいただいています。
Twitter上でのみまもり機能の反響をまとめたモーメントです。
4. バッジ機能のローンチ
YAMAPで登った山が条件を満たしているとバッジがもらえる機能です。
まだこれからバッジの種類を拡充している最中ですが、百名山や日本3000m峰など、山に登るモチベーションに繋がる事を期待しています。
個人的には百名山をYAMAPバッジと、リアルの山バッジを集めるチャレンジにトライしています。
5. 未来の地図への実験的プロジェクト
YAMAPにある膨大なデータを活用して、山の地図のあり方をアップデートできないか。そんな発想から取り組んでいる試みです。
プロトタイプ第一弾ですが、山中でのYAMAPユーザーの行動を3Dの立体地形モデルを基に可視化しました。多くの方から反響をいただき、可能性を感じています。こちらは継続的に成果をアウトプットしてまいります。
6. ニュースレターのHTMLメール化
定期的におすすめの活動日記や読み物の記事などを、ピックアップしてお知らせするYAMAPニュースレターですが、少しでも多くの方に興味を持って読んでもらえるようにHTMLメール化しました。
7. YAMAP STOREのローンチ
厳選したアウトドアギアを扱うEC、YAMAP STOREをローンチしました。取り扱い商品はそれほど多くないですが、アウトドアマニアだらけのYAMAP社員が使い倒して厳選したギアだけを入念なレビューと共に紹介しています。
メーカーへの取材の記事なども読み物として扱っていますので、ギア好きな方は是非一度ご覧下さい。
8. 山フェス「Calling Mountain」の開催
オンラインのサービス企業であるYAMAPですが、ビジョンである「あたらしい山をつくろう。」のエッセンス、山の文化やアクティビティを体験を通して感じ取ってもらえる場として、4月に野外フェスを九州のくじゅう連山で開催しました。
9. YAMAP 公式noteの開設
YAMAPがどのような事にチャレンジしているのか、その背景や想いなどを発信するために当公式noteを開設して情報発信をしています。
フォロワーも順調に5000を超え、今後も多くの方にYAMAPの事を知っていただきたいと思っています。
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以上、8月のYAMAPの成長報告でした。
今後も折を見て、改善のご報告をしたいと思います。