コロナ禍のなかでYAMAPがとっているアクションを紹介します

2020年5月1日 13:56

こんにちは、YAMAPのコンテンツディレクター﨑村です。

今、YAMAPは新型コロナウイルスに関して「今は家にいよう」というスタンスをとっています。これから、例年であれば多くのハイカーが山へと向かうゴールデンウィークへと突入していきますが、改めて今年はおうちで過ごすことをYAMAPとしてもお願いをしています。

その上で、今みなさんが求めているものは何か。そう考えた結論は、「山に行かなくても山を楽しめる・役に立つコンテンツを提供する」「今だからこその登山・アウトドアの楽しみかたを提案する」ということでした。

今回はコロナ禍のなかでYAMAPが行っていることについてご紹介します。

今の状況に寄り添いつつ将来的にも楽しめる機能開発

新型コロナウイルスの影響がいつまで続くのか、正解は誰にもわかりません。YAMAPとしては複数のシナリオを想定し柔軟に動けるよう、これから優先的にアプリに取り入れる機能を議論しています。

その中で出たアイディアとしては、以下のような機能があります。おうちや運動のためのお散歩でも「山を楽しめる」機能、そして同時に近い将来の登山にも必ず役に立つ、そんな機能です。これらを優先して開発を行う計画を立てているところです。

・登山記録以外の登山関連情報を、気軽に投稿してシェアできる機能
・地図のダウンロード無しで、すぐに活動を開始できる機能
・お散歩やランニングなどの累積距離で、ロングトレイルなどを仮想的に踏破できる機能

ライブ配信への注力〜YAMAP CHANNELの設立〜

映像コンテンツを積極的に配信をしていくため、「YAMAP CHANNEL」を立ち上げることにしました。部門横断的に社内のメンバーが集まったプロジェクトです。

物理的な移動を伴うロケやイベントが不可能な今の状況は、時間や場所の制約をなくしてしまったともいえます。むしろ、これはチャンスだと考えます。

例えば、YAMAPは福岡の企業なのでイベントや取材で関東へ行くことが多かったのですが、今はその移動も不可能です。逆に、東京の方へインタビューをするのも福岡の方と対談をするのも差がなくなってしまいました。そう考えると、今まではできなかったような企画案がどんどんと生まれてきます。YAMAPではこれまで数えるほどしか生配信はしてこなかったのですが、今後は一気に増やしていきます。

これまでに「おうちでできる山のトレーニング」「おうちで学べる登山講座」「コロナの影響で閉館した山の博物館でのバーチャルミュージアム」などをライブで配信してきました。